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電子楽器、音楽、コンピュータ、プログラミング、雑感。面倒くさいオヤジの独り言

今さらながら.NETのお勉強を開始

遅ればせながら、2年前にASPを覚えた
今世紀に入る前から、発表されていた技術だから、その時点で、すでに5年以上経っていた枯れた技術だ。
さて、その次の技術.NETなのである。Windows95発表の衝撃を越えるなどとやかましかった、.NETフレームワークである。「VBでもC#でも中間層であるフレームワークが吸収するよ」
VBプログラマは、オブジェクト指向に移行しないと死ぬよ!」などとまことしやかに言われていた。(ホントか?)
JavaJ2EE) vs .NETフレームワーク」なんていって雑誌が煽ってたり
これらを横目に「新しい技術なんて関係ねぇよ」「顧客のニーズには関係ねぇよ」と静観してきた。
世の中、.NET3.0のベータがどうだとか、Vistaだとか、VisualStudio2005だとか、どんどん新しい技術が出てくる。
色々と悶々した挙句(実際にはそれほど考えていないが)、.NETの世界に足を踏み入れようと決心したわけである。

■OSのこと
サーバOSを稼動ベースで見れば、まだまだWindows2000とのことである。だけど、Windows2000だってそのうちメンテナンスリリースが切れるし、その際にメインストリームOSになるのは多分2007とか2008とか言われるサーバOSなんだろうな。そのとき、レガシーASPがぶった切られる可能性は高い。2003でさえ、レガシーASPは、オプションインストールになっていたのだから。
・・ということで、そろそろASP.NETの作法に慣れておかなければと思った次第。(遅すぎるが)

■デザインとコードの分離
ASPでそこそこの機能を持つサイトを構築した場合、メンテナンスを考え、適切な大きさのモジュールに分割、結果100個程度のASPファイルになってしまったり、CSSでデザインを共有しようと思うと、このすべてのASPファイルにCSSファイルのインクルードやら、スタイルの定義を埋め込んでいかなければならなかった。.NETなら、コードビハインドといって、プログラムソースとWebテンプレートを完全に分けられる。(ようだ)

■ポストバック&ajax
ポストバックという機能は、Webアプリで状態管理をするための、隠しページIDともいうべきもの。
Webアプリで状態管理は、隠しフレームに置いた隠しページで実装するか、セッション変数に入れるかなどのやり方があったが、プログラマが、画面遷移を絵に書いて、考えながら作っていた。これが、サーバ任せになり、プログラム部品のIDを使っていつだって最新の状態を補足できるんだから助かる。

※LotusDominoでは、以前からJavascriptを自動生成して、ポストバックを実現していたんだな。複数ドロップダウンリスト間で絞り込み動作するなんて、当たり前にやってた。

それから、最近益々熱を帯びてきたajax。.NETのajaxフレームワークも話題に上がってきた。

.NETが出てきて、そろそろ5年。VisualStudioも.NET第二世代。アブラが乗ってきた感がある。
(書籍や、インターネットのリソースも.NETだしね)

ということで、1人プロジェクトとして、30代後半のおさーんが.NETに染まっていく様を、blog記事にしようと思っている。早々に挫折するかもしれないし、勢いにのってASP.NETマスターになるかもしれん。