最近ご無沙汰だった、勢古浩爾氏の新刊”結論で読む人生論”が出た。
人生論っていう単語だけで買うのをためらったが、勢古浩爾ならばと購入。
導入部を読んでみたら、勢古浩爾節が炸裂しており、いきなり好印象。
「恋愛論」と同じで、「人生論」などかったるい、と思われる心情を私は理解する
人生をこねまわしてつべこべ言うんじゃない、という気分がある。はたして、人生は論じるに値するのか、論じてどこへいくのか
・・である。この斜め視線が堪らないのだ。
しかも、誰かの言葉を借りて、偉そうに上からモノを言うのではなく、批判であり、勢古浩爾という咄家の芸を楽しむエンターテインメントなのである。
今回まな板に載せられた知識人、著名人は以下。ご愁傷様！チーーン
トルストイ、老子、西尾幹二、西部邁（おや？）、パスカル、カント、ショーペンハウエル、スノピザ、聖書、コーラン、法華経、江原（スピリチュアル）啓之、マズロー、茂木（アハ）健一、堀江（拝金）貴文、向谷（ヤクザに学ぶ）匡史、稲盛（京セラ）和夫、カーネギー
さぁ、笑わせてもらおう。
