y-matsui::weblog

電子楽器、音楽、コンピュータ、プログラミング、雑感。面倒くさいオヤジの独り言

グラフ機能の拡張でこんなこともしたい

グラフ機能についての拡張(案)メモ
現在はログを対象にしてグラフを生成する機能を付けているが、受信メール登録についてのもっと詳しい情報が欲しい。メール受信DBならではのニーズであり、文書・図面管理システムからちょっとずれるかもしれないが・・。

■フォルダ単位のグラフ生成機能
フォルダに振り分けられているレコードを対象にして、条件を固定した各種のグラフを表示する機能。
・日時ごとの折れ線グラフ
・件名ごとの折れ線グラフ

フォルダプロパティの検索条件指定と同じく、グラフ描画のための情報を指定しておけば、ログ集計グラフ化機能をそのまま流用できそうだ。

ニーズとして例えば、今、職場でこのシステムを運用している中での実例として、サーバやファイアウォールなど機器が吐き出すアラートメール、Webサイトの会員登録情報、通販サイトの受注確認メールなどなどメーリングリストアドレスで受信し、グループで情報を共有している。もちろん、今開発中のDBでも巡回受信してフォルダ振り分けをしているのであるが、せっかく仮想フォルダに振り分けして、メールメッセージを蓄積しているのだから、もっと積極的に何かを判断するための材料としたい・・のである。
件名に”alert””ユーザ登録””発注確認”を含むとか、どこそこのアドレスあてのメールとか、監視対象サーバのIPアドレスだとかをキーにして、フォルダを構成しているのであるが、時間軸での件数把握がしづらいのである。
アラートメールなどは一通一通というよりも、時間軸でどのように推移しているかをグラフで見たほうが異常を発見しやすいし、会員登録数、通販購入数のグラフなんていうのも有益だ。

イントラネットの文書・図面管理では、特定の条件のフォルダに格納される文書登録数推移をグラフで見る必要は”あまり”無い(多分)。いや、文書の変更頻度(最終更新日時ごとでグループ化したグラフ)くらいはニーズがあるかもしれないかな。

しかし、RSSやら外部から飛来してくるメールを対象にするのであれば、登録数情報のグラフは圧倒的に有利だ。実際にインターネットで利用するWebDB事例(会員管理アプリケーション、通販サイトのWebDB)では、オプトインメールや懸賞サイトに仕掛けたネタと会員登録数、通販売り上げを時間軸でスライスして、相関を知りたいニーズがある。現在は個々のWebDBアプリでapache形式を偽装したログを書き出し、ログ解析ソフトでグラフ化しているが、メールを飛ばし、任意のクエリフォルダを作成した上で、グラフ描画機能があれば、リアルタイムでアプリ固有の情報を把握できる。

メールを活用するためにこのシステムを使うのであれば、フォルダ単位でグラフを描画する機能は、どうやら必須だなぁ。(ボソ)