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電子楽器、音楽、コンピュータ、プログラミング、雑感。面倒くさいオヤジの独り言

ラスターデータのコンバート

文書・図面管理システムで必須なのが”サムネール画像”。検索結果をリスト形式で見せるのは当たり前であるが、図面や写真などの場合は、視覚に訴える方が圧倒的に有利なのである。
・・というわけで、できるだけ多くのデータフォーマットに対応した、ラスターデータコンバータを探しているのである。
これまで良くお仕事で利用した業務用コンバータは、カーネルコンピュータシステムという会社のもので、ラスター→ラスター変換、ベクトル→ラスター変換、ベクトル→ベクトル変換など多くのラインナップがある。
しかしながら、多くのフォーマットに対応しようとすると、それだけ分のコンバータ購入が必要となり、かなりのコストになってしまう。オフィス文書のサムネール化もできるとありがたいのだが・・。
ここは、ラスタだけ(特にTIFFJPEGあたり)にターゲットを絞って考えてみる。
(本当にニーズがありそうなのは、DWGやDXFなんだろうけども・・。)

とりあえずコストを抑えたいので、LeadToolなどを使うことになるのか?
WindowsXPなどでは、”縮小表示”でJPEG,GIFなどのラスターデータの他に、HTMLでもプレビューできるようになっているのだが、あの仕組みをAPIなどから利用できればおいしい。

仕組みとしては、Webブラウザからの個別登録時の即時生成と、スケジュール実行の一括生成の2通りの生成方法に対応したい。exeやDLLとして作成して、起動引数で変換元ファイル、変換後ファイルとサイズなどの指定ができれば良いか。-f -sなどでフォルダ内の全対象ラスターデータで、サブフォルダも再帰的に処理する・・・みたいな。
アウトプットのファイル名は、オリジナルファイル名+_s.jpgみたいな既定にしておいて、ASPプログラムのファイルシステムオブジェクトで拾う。
サムネール画像の有り無しフラグなどをDBに格納してしまうと整合の確保が面倒なので、「検索結果一覧表示時にダイレクトに参照すれば良いか?」などとあいまいなことを考えている。
文書レコード検索→文書IDから添付ファイル名の検索→添付ファイル名に対応したサムネール画像の確認→ブラウザに表示・・・という流れ。
結果のリスト表示とアルバム表示は、タブページインタフェースで相互に切り替えができると便利。
アルバム表示のサムネールからもうちょっと大きめの画像データにズームする部分は、以前に見つけたJavascriptのフェード機能が使えたらカッコいい。別窓で表示・・なんて当たり前のインタフェースだもんなぁ。
こはちょっと色気が欲しいよなぁ。
夢は膨らむ。