レースの興奮から明けて翌日。サベのメンテナンス。
タイヤの泥落とし・水洗い、ネジの締め増しと、サスペンション調整、エアクリーナーも洗剤で綺麗に。
歯ブラシでごしごしと細部の泥を落として・・と。
一通り綺麗になったら、やっぱり走らせてみたくなる。
新城総合公園の芝生で、少しだけエンジョイ。
昨日の調子のまま、今日も絶好調。
今日は、タンク1杯づつサスペンションを調整しながら、走行の違いを確認してみた。
最初の1杯は、後ろを硬めにして、前傾姿勢を作ってみるが、後輪が浮く。
「うーん、グリップがよくなるかと思ったのだが、そうでもないし、カーブで上手く減衰しないんじゃダメだな」
元に戻すと、安定した。
「もしかして！」とひらめく
今までは、前輪を浮かせるのがパワフルだと思っており、それは硬いサスペンションで実現されるので、硬い＝パワフルと思い込んでいたが、「もしかすると車体が受けているパワーを上手く逃がせていないだけなのでは？」と気が付く。
後輪が浮くよりは浮かない方が良い。フロントも持ち上がるよりも、的確に地面を捉えて、前進してくれたほうが良い。
また、凸凹な路面でタイヤが暴れるよりも、機敏に反応して、ショックで吸収してくれたほうが良い。
走っている姿からすると、ずいぶんおとなしく見えるが、その実、車的には物凄く正しいことなのではないか・・。
速く走っているように見えなくても、走らせ面白みが感じられないくらいに安定していても、そっちが正しいんじゃないか？と急に思えてくるのであった。
結局、タンク2杯分はずいぶんと安定した走行。
タンク3杯分はケミカルを入れて、違いを楽しもうとするが、”あまり変らず”無難に完了。
