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電子楽器、音楽、コンピュータ、プログラミング、雑感。面倒くさいオヤジの独り言

久しぶりにCDを大量購入

ブックオフで中古CDを大量購入。
今回は買いなおし1枚、おなじみのアーティスト1枚、残りはコンピレーションで福袋的な楽しみをとエレクトロニック・ダンスモノを4枚で計6枚。
1:音楽図鑑/坂本龍一←”セルフポートレイト”が目的
2:Inspiration/YngwieMalmsteen←70年ロックのカバー
3:Dance2Noise003/VA←ソフトバレー、ドゥーム目的
4:n-trance/electronic pleasure←ジャケット買い
5:Euro Jungle Nations vol.1
6:DancingGroove

テクノ・ブレークビーツの新しいアーティスト発見が目的だったのだが、結果は散々。
Dance2Noiseはハードな感触のテクノでGood。ゆっくりと楽しもうと思わせる。
クソだったのが軽薄な音選びと退屈な曲が目白押しのCuttingEdgeレーベル方面(4-6)
自分が常に嫌ってきた”クソテクノ”がまさにコレ。シンセの音が大好きでリズムボックスのビートが大好きで、過去のテクノアーティストに敬意を持ったいたら、こんなクソを値段付けてリスナーに届けようなんて思わないはずだ。ちょっと見てみたら、CuttingEdgeっていうレーベル、大嫌いなエイベックスの姉妹レーベルだと言うではないか。なるほど納得である。
中古で一枚250円の買い物とは言え、やはり「250円で別のCDを買ったほうが良かった!」と後悔するのに充分なサウンドである。
さて、幻滅のCuttingEdgeはさて置き、納得のお買い物レビュー。
「Dance2Noise003」
音が渋い!90年代のテクノのかほり。中には社会正義を朗読するような安い感じのアーティストも入っているが、無視。全然名前も知らない国内アーティストがこんなにカッコいい音楽をやっているのに、TVを賑わすJポップやらダンスチームやらばかりで、こういうのが出てこないってのがもどかしいねぇ。
「Inspiration」
クラシカル速弾きギターの元祖”イングヴェイ”である。RisingForce時代のメンバーが大集結して、リッチーブラックモア、ジミヘンをカバーしまくり。どのように聞いてもRisingForceのサウンド。ギターはリッチーじゃなくて、完璧にイングヴェイなのである。
イングヴェイの傑作”トリロジー”のメンバーである”マークボールズ”、”マルセルヤコブ”まで召還されている。(悪魔か?召還って)
ジョンウェットンの歌をマークボールズっていうのが素晴らしい人選。You don't Remember~♪
ヨハンソン兄弟、スウェーデン組まで・・・イングヴェイの歴史がぜーんぶ詰まってて、しかも全曲カバー。最高の道楽ですな!イングヴェイ
「音楽図鑑」
特に言うまでもありませんが、坂本龍一先生の傑作です。YMOを封印して直後のこのアルバムは、当時ショックを受けました。その後かなり長い間、自分のリハビリに使われたアルバムです。(YMOを失った狂信的なファンが混乱した頭を静めるのに使った解毒薬)
センチメンタルな坂本先生の一面が凝縮されています。曲も音も良い!
あら、改めて知ったんですが、チベタンダンスで細野さんが弾いていたり、セルフポートレイトで幸宏さんがドラムを叩いてたり・・・部分的にYMOなんだね。
音的には、YMOの”浮気なぼくらインスツルメンタル””サービス”に近い胸キュン80年代なのよね。
いい!