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電子楽器、音楽、コンピュータ、プログラミング、雑感。面倒くさいオヤジの独り言

脳の傾向を意識する

人間の脳の特性や体の仕組みを意識しながら行動するとどう変化があるのだろう・・・などと考えることが多い。

1:人間の脳は繰り返し与えられる情報を重み付きで保存する(より敏感に反応するようになる)
2:耳は人間が自分の意識でコントロールできない情報収集器官(鼻も?)
3:関連付けされていないシナプスのネットワークが繋がると新たな発想が生まれる

1は繰り返し聞かされることで、”自分にとって重要な情報であると錯覚してしまう”日常の感覚(TVニュースでなんで外国のことが身近に感じられる、なぜ近所の子供の成長に無頓着でいられるのか?)や、洗脳で繰り返し教義を吹き込むこと、CMの効果とメディア露出の関係などでもうすうす気づいている内容。年をとるごとに、新しいものの習得が困難で、決まりきった応答をするようになってしまうことも、たぶん、繰り返し聞いてきた情報を優先したり、聞いたことも無いことに対して嫌悪感(ガード)が働くからなのだろう。

2は音読と記憶の効果や、音楽や音が色んな記憶のトリガーになること、非常に繊細な物音を聞く能力の説明(音楽なんていう微妙な音の違いを聞き分けることを楽しみとしてしまう・・なんて人間にとって耳から常に入ってくる情報が如何に重要かを物語っている

3は、天才のひらめきというのが、意図しない時に発生しているとか、関係のない引き出しをたくさん持っている人のことを”機知に富んでいる”とか”引き出しが多い”なんていう一種尊敬を込めて賞賛されることなんかと(きっと)関係がある。

・・・でこれらの脳や体の仕組みに従って、自分の行動(他人の行動)をどのようにコントロールできるかを考えると。

・重要だと思わせたいことは日々繰り返す。(マネージメント)
・自分に対しても将来の姿を繰り返し刷り込むことで事実になる
・メールではだめだ、電話したり話たりして、耳に作用しろ(耳から聞こえてくることは拒否できない)*
・関連のできるだけ薄い複数の事柄をできるだけたくさん経験した方が良い。(脳のキャパシティを広げる)