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電子楽器、音楽、コンピュータ、プログラミング、雑感。面倒くさいオヤジの独り言

情報過多時代の目利き商売

RSSフィードにお金のにおい--ベンチャーキャピタルも注目する新勢力
渡辺浩弐の本”ひらきこもりのすすめ”の記述の通り、「情報を整理して再流通させるだけの商売も成り立つ」「blogなどの情報にフィルタをかけた、いわば目利きのような・・・・」
全くその通りの状況が実際に動き出しそうだ。
非常に細分化された情報フィルターを複数購読する。
ケーブルTVのアダルト専門チャンネルだけを見てるようなものか(笑)
それは冗談だとして・・・
自分の好きな曲を音源として切り刻んで、気持ちよいように繋げていくDJのような商売かな。
その気持ちよさがその情報選択者のブランドっていうか。
思えば、どの雑誌を読むとかもブランドだし、WiredっていうVIVIDな切り口のサイトにはお金を払ってでも購読したいと思わせる魅力がある。(Wiredがまだ雑誌として売られていたころから大好きだった)

CDや書籍を買うときに、”これを購入した人は、この商品も買っています”という情報を提示しているWebショッピングサイトがある。これは、購買履歴の相関関係をデータマイニングしたものだと推測するが、「同じような読書の傾向がある人の情報ならば、信頼できる・・・」というような情報選択の方法は、まさにソーシャルネットワークの志向する方向と全く同じ。ソーシャルネットワーク的な情報選択の方法は、たぶんblogや広告、マーケティングをきっかけに急速な進化をしていくのだろう。