前回までで、VS-2400CDでミキシングをして、Optical OutでPCにデジタル入力するところまでやった。
実はAbletonLiveに入れるのは目的ではなく、オンラインのセッションができないかと考えていたのだ。(PC上のDAWだなんて御冗談を)
■オンラインセッションを調べる→Syncroom
スマホのマイクを使ったアプリなんかもいろいろあるようだが、調べるとYAMAHAが今年の6/29に発表したSyncroomというのが良さげ。
Windows10版も最近リリースということで早速ダウンロード。
・ライン入力の方法
おお!マイクだけではなくASIOやDirectSoundなんかを選べる。
ASIOドライバはFantomGだけしか使えないので、ここはDirectSound
スタインバーグの技術や、ヤマハのネットワーク技術がコレを可能にしてるんだね。
素晴らしいアイディア!
・ログイン
YAMAHAのオンラインサービスのアカウントでログインして、テスト部屋に入る。
・VS-2400CDでまとめた音をSyncroomで配信する
VS-2400CDのMasterOutの内容が、マイクインプットとして出ている。
録音もちゃんとできる
■早速部屋を作ってみる
・配信!
部屋を作ってVS-2400CDにV-Drumの演奏を配信してみる。
とあるギタリストが入ってきて、話しかけてきた。
おお!こっちはマイクを繋いでいないぜ。
・ボイス用のマイクをつなげる
VS-2400CDにヴォコーダ用のグースネックマイクをねじ込み、ゲインを調整。
おお。ちゃんと音を拾って出力できる。(デジタルレコーダ&ミキサーなんだから当たり前だ)
・遅延が激しい
こちらがWi-Fiであることが原因で、100msも遅れが出る。
品質を下げ、圧縮率を上げたりして改善するも、ここはやはり有線LANだ。
・有線LANアダプタを買って取り付ける
USB-イーサネットアダプタを新調し、取り付ける。
(4ポートUSBハブはUSB-MIDIやUSB-Audioで埋まってしまっているので、PC本体のUSB3.0ポートを使う。これでギガビットスピード出るぜ)
よし、コレでバッチリだ。
後は仲間を呼び込まなければ。