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電子楽器、音楽、コンピュータ、プログラミング、雑感。面倒くさいオヤジの独り言

RockShocks

2004年に発売されたセルフカバーアルバムらしい。
・・とはいえ、80年代の回顧ではないし、同窓会アルバム的なヌルさも無いのがうれしい。
冒頭のLoudnessで、いきなりぶったまげる。
(アルバムを1枚通して聞くと、このLoudnessが一番カッコよくアレンジされている)
現代を呼吸するメタル(ヘヴィロック)サウンド
ピーガーピーガとフィードバック音が入るリフが、パンテラとかレイジアゲインストザマシンを彷彿させる。これ、現代のメタルバンドがトリビュートしても、ここまで変わることはありえないような気がする。
LikeHell、CrazyNight、CrazyDoctor、MilkyWayなどを新たなアレンジ
タッカンのギターソロも現代風(どこかサトリアーニ、ヴァイ風なフレーズがあった)で、ずっと前線でメタルをやり続けていたことが良く分かる。
全体に、ニイチャンのボーカルのミックスが小さく、迫力に欠けるのが残念なところ。
物凄く似た声を聞いた事があるなぁと聞いてたが、急に思い出した。
「Crash and Dash時代のSaberTigerだ」
リズム構成は、もっとキメをビシバシ入れて、メリハリが付くとカッコいいのに。
ひぐっつぁんがいない今、続編を聞くことが出来なくなってしまったが、ラウドネスを回顧ではなく、聞いてみようと思った。