総務省、承諾ない迷惑メールの一律禁止を含む規制強化へ に
「事前に受信を承諾していない相手に宣伝目的のメールを送ることを違法」とする方針を決めたとある。
以前は”メールを送る場合には Subject に「未承諾広告※」を記し、受信拒否のための連絡先を書き込むことなどを義務づけていた。”とのことであるが、今回からは、Subjectが何であれ、事前に承諾していない相手に宣伝メールを送ったら違法ってこと。
名簿業者なんかからリストを買って、マーケティングメールを送ったりする業者は大変だ。（望んでもいない広告を送信するんだから、同情の余地も何もないが）
しかし、法律でどんなに脅してみたって、それ（スパム送信）で毎月数億円も稼げちゃったり、技術的にスパムを抑止する方法が無い以上は、結局ざる法になっちゃうのかもしれない。
行政が「それ違法ですよ」と認定することは重要だと思うが。
実際問題、訳の分からないエロメールなんかが1日100通以上も舞い込んだり、メールサーバ管理で、受信拒否アドレスを追加しなきゃいけなかったり、自動学習するスパムメールフィルタを持ってるっていう理由だけで、使い慣れたメーラを乗り換えなきゃいけなかったり・・・スパムに関する問題ってのは、純粋に技術的な解決策が待たれているんじゃないかと。
旧郵政省が、スパム業者のブラックリストを一元管理してくれて、スパムの紛れ込まない、クリーンなメール配送サービスを始めたら、「使ってもいいかな」と本気で思う。
