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電子楽器、音楽、コンピュータ、プログラミング、雑感。面倒くさいオヤジの独り言

ニュアンスって・・・そうだったのか

技術者として顧客と会話していると、「あれ?同じようなことを何回も説明しているぞ?」とか「もしかして全くの堂々巡り?」とか感じることがある。
それでも、理解が深まりながら、議論が前進しているものと信じているのだが、大きな間違いであることが判明した。顧客のちょっとした一言から。
その一言とはこう
顧客:「さっき、いけそうなニュアンスのことをおっしゃってましたよね?」
自分:(いえ、ニュアンスではなくって、一から十まで完璧な論理を組み立てて、ご説明したつもりですが)
あー、ニュアンスねっ!。そっかそっか・・・なのである。
たぶん、どこかからか、顧客の理解の範疇を超え、終いには”ない(否定)”、”だ(断定)”、”かもしれない”など語尾部分しか捕捉されていなかったのではなかろうか。なのだ。的な。かもしれない。わけがない。
顧客は理解して頷いているのではない。ニュアンスを捕らえて、なんとなく議論が進んでいるだけなのだ。的な。かもしれない。わけがない。←ニュアンスは伝わったかぃ?

そうなんだー。そうだよな。それならば、今までの数あるすれ違いも納得できたよ。ふぅ・・・