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テクノ/デジロックなどのキーワードでアーティスト漁りをしていると、必ず目にする名前。それがプライマルスクリーム。オルタナともパンクともダブでもあるらしいので、アルバムごとに色々と変化してる人たちなんだろう。
何か釈然としない感覚を抱きつつも自分のCDコレクションをひっくり返してみると、"ヴァニシングポイント"というアルバムを持っていた。今思い返してみると、ダブなんていう音楽も知らなかったし、糞アルバムとして、アルバムを通しで聴いたことも無ければ、一曲も気に入った曲が無く、したがって今日までに一回も聞き返したことも無い。
そんな過去のあるプライマルスクリームであるが、今作は、暴力的なロックであり、ちょっとかっこいい。
#2,#9のギターノイズや#11のノイジーなベースは最悪な気分にさせてくれるが、そんなものは飛ばしてしまえばよい。
グルーブが気持ちよい#6,#10,12なんかは、プロペラヘッズかと思った。こういうのが唐突に飛び出てくるから驚く。#8”InsectRoyalty”もピコピコ＋ノイズ＋ベースかっちょいい。
あ、#10ってケミカルブラザーズがリミックスしてるのか。確かにケミカルっぽい。
