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電子楽器、音楽、コンピュータ、プログラミング、雑感。面倒くさいオヤジの独り言

 タイムマシン 

音楽、CG、ストーリー、演技のすべて素晴らしい!。
SF,冒険モノ。テーマが似ているからか、バックトゥザフューチャーを思い出したり。
数十万年後、数億年後に同じような進化の道を辿る人間・・・っていうあたりは、手塚治虫火の鳥か?。
人類の記憶を語るガイド役が「現在しか分からないことは幸せ。過去をすべて覚えていることは苦痛」と言ったり、白塗りの敵役が「タイムマシンで世界を変えようとするお前に、80万年の進化をとやかくいう資格はない」と自説を展開する部分も「確かにそうだよな」と頷いたり。それで、自分の過ちを認めて終わっても良いのに、主人公は「もしも・・・・」と想像してみることが大切なんだと、白塗りの敵を倒した後、数十億年後の未来を見る。白塗りの階層社会が繁栄しているのを目にした主人公が、未来を変えるために現実を変える。ここから始めはダサい物理学者が、アクションスターになっちゃう。元々主人公が生きていた時代はそのままに、石器時代のような時代に生きることを決める。元の時代を画面が重なりエンディング。
饒舌すぎず、物足りなくもない。時間に対する深い感慨だけが重く残る。
最高です。

DVDには、メイキングや監督、技術者の裏話満載で何度も楽しめます。